アメリカのバイデン大統領は、NATO=北大西洋条約機構の事務総長と会談し、NATOの抑止力強化などについて協議しました。
ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は2日、NATOのストルテンベルグ事務総長との会談で、対ロシアを念頭にNATOの抑止力や防衛力強化の重要性を協議しました。
また、フィンランドとスウェーデンの加盟に向けた動きを歓迎する考えを共有したということです。
ストルテンベルグ事務総長は会談後、両国とその加盟に否定的なトルコとの間で近く高官協議を開くとの見通しを示しました。
また、今月末にスペインで予定されているNATO首脳会談について「我々の安全保障に対し、ロシアや中国といった権威主義国が与える影響などを確認する場となる」と明らかにしました。