インド北部のウッタルプラデシュ州で世界最大の宗教行事が始まり、数百万人のヒンドゥー教徒が聖なる川で沐浴をしています。
今後6週間、プラヤーグラージ市の川岸で行われる「マハ・クンブメーラ(聖なる水がめの祭り)」には4億人もの人々が参加すると見込まれています。
クンブメーラは12年に一度、「偉大」を意味する「マハ」という接頭語が付きます。四つの各都市で3年ごとに開催されるクンブメーラの中で最大の集会だからです。
プラヤーグラージでは、信者はトリベニ・サンガムで沐浴し、罪を清めて「精神の解放」に一歩近づきます。トリベニ・サンガムはガンジス川、ヤムナ川、神話上のサラスバティー川の三つの聖なる川の合流点を指します。
クンブメーラは不老不死の霊薬が入った水がめをめぐって悪魔と神が争うヒンドゥー教の神話と伝説に基づいています。