交通安全対策をめぐり、
石破総理大臣は
飲酒運転や
高速度での
走行などの
危険運転に
的確に
対処する
必要が
あるとして、
罰則の
見直しに
向けた
検討を
進める考えを
示しました。
石破総理大臣は15日午後、東京都内で開かれた交通安全運動の全国大会であいさつしました。
この中で石破総理大臣は「不幸な事故のない安全で安心な社会の実現には国や関係団体、地域や職場、家庭が協力して取り組みを進めることが重要だ。先端技術の積極的な活用や道路交通環境の整備、交通安全意識の向上などの対策を推進していく」と述べました。
その上で、飲酒運転や高速度での走行などの危険運転が後を絶たないことを踏まえ「危険運転にいっそう的確に対処できるよう罰則の見直しに関する検討を進める」と述べました。
危険運転をめぐっては、法務省の有識者会議が危険運転致死傷罪の適用要件の見直しに関する報告書をまとめ、法務省が来月にも法改正の検討を法制審議会に諮問する方向で調整しています。