JR山手線は渋谷駅での工事の影響で、
▼18日、土曜日は大崎駅から新宿駅を経由し、池袋駅まで北上する外回りの区間が
▼19日、日曜日は同じ区間を反対方向に南下する内回りの区間が、
それぞれ始発から終電まで終日運休となります。
JR東日本は、東京メトロや都営地下鉄の全線などに振り替え輸送を実施するほか、山手線と並行する埼京線の区間で運行本数を増やします。
運休区間を移動するには…
地下鉄や埼京線なども通らない駅に行くにはどうしたらいいのか。
例えば、18日に大崎駅から目白駅へ向かう場合で見ていきます。
18日は山手線外回りの運休にともない、大崎駅から目白駅には直接行けないため、一度、埼京線や湘南新宿ラインで池袋駅に向かい、そこから山手線内回りに乗り換えて目白駅に向かう必要があります。
ふだんの運賃は切符の場合、原則として大崎駅から池袋駅までの210円に加え、池袋駅から目白駅までの150円が必要となりあわせて360円かかります。
しかし、JR東日本によりますと、工事で行けない場合は途中で改札を出なければ運賃はふだんと同じ210円で行けるということです。
JR東日本はこの週末の2日間で590本程度を運休し、およそ64万人に影響が出るとしていますが、振り替え輸送や他の路線を増発して対応したいとしています。
週末入試の大学は注意喚起
一方、この週末に入試を予定している大学もあります。
このうち池袋駅から近い立教大学ではこの2日間、学部に関連した知識を持つ人などを対象にした特別入試が行われ全国からおよそ900人が受験する予定です。
山手線を利用して会場に向かう受験生も多いとみられることから運休のお知らせを大学のホームページに掲載し余裕を持って会場に来るよう受験生に呼びかけています。
また▽五反田駅や大崎駅に近い立正大学や▽高田馬場駅に近い東京富士大学も運休の期間中に入試を予定していてホームページで注意を呼びかけています。
このほか山手線の運休の対象駅から離れている大学も乗り換えなどで影響があるため、受験生に注意を呼びかけています。
入試以外にも週末に都内で予定されているイベントも多く、この週末は、都内の交通状況に注意してください。