北朝鮮を訪れたロシア人観光客およそ100人が参加する山歩きイベントが行われたと現地のロシア大使館が、明らかにしました。
駐北朝鮮ロシア大使館は、ロシア人観光客およそ100人が参加する山歩きイベントが行われたとSNSに7日、投稿しました。写真も公開されていて、ロシア国旗を手にした人々が山道を歩いています。「カチューシャ2024」と題されたこのイベントは北朝鮮北東部の羅先市で6日に行われ、「日本の軍国主義者からの朝鮮の解放と、第二次世界大戦の終結に捧げられた」ということです。
北朝鮮には今年、ロシア人観光客がすでに1000人以上訪れたということで、ロシア側の当局者は挨拶で「最近の露朝関係の発展は地域の安全を確保する重要な要素であり、観光分野の交流はその一例だ」と強調しました。
北朝鮮はウクライナに侵攻するロシア軍にミサイルや弾薬を供与していると指摘されていますが両国は軍事だけでなく、民間交流や経済的な結びつきも強めつつあります。