アメリカ海軍はミサイル
駆逐艦が22
日、
台湾海峡で
定期的な
航行を
実施していると
発表しました。
先月末にはカナダ
海軍の
フリゲート艦が
台湾海峡を
通過した
ほか、
ロイター通信はドイツ
海軍の
艦艇が
台湾海峡を
通過する
可能性を
伝えていて、
相次ぐ欧米の
台湾海峡への
関与に、
中国側は
反発を
強めています。
アメリカ海軍の第7艦隊はミサイル駆逐艦「ラルフ・ジョンソン」が22日、台湾海峡で定期的な航行を実施していると発表しました。
この中では「台湾海峡の通過は、すべての国の航行の自由の原則を守るというアメリカの決意を示すものだ」などと強調しています。
先月末にはカナダ海軍のフリゲート艦が台湾海峡を通過したほか、ロイター通信は、現在東京に寄港しているドイツ海軍の艦艇が台湾海峡を通過する可能性を伝えていて、台湾への軍事的な圧力を強める中国に対する欧米によるけん制が強まっています。
これに対し、中国軍で、台湾を含む東シナ海などを管轄する東部戦区の報道官は「通過行動のすべての過程を監視・警戒し、法と規則に基づいて処理している。国家主権の安全や、地域の平和と安定を断固として守る」などとする談話を発表し、台湾海峡への相次ぐ欧米の関与に反発を強めています。