ロシアが11日、同国として47年ぶりとなる無人月探査機「ルナ25号」の打ち上げを成功させました。
ルナ25号を搭載したロケット「ソユーズ2フレガート」は現地時間の11日午前8時10分、アムール州のボストーチヌイ宇宙基地から打ち上げられました。
ロイター通信によると、ロシアの村では11日午前、「100万の1の確率」でロケットの一部が落下する可能性があるとして、住民が一時的に避難しました。
宇宙船はまず地球を周る軌道に入った後、月の軌道へ移り、月面着陸を目指します。ロシアの月探査機着陸は、1976年8月18日の「ルナ24号」以来となります。