外国為替市場で1ドル=140
円台まで
円安が
進む中、
財務省、
金融庁、
日銀が30
日午後5
時半から
臨時の
会合を
開き、
金融市場の
動向を
分析し、
情報の
共有を
進めることにしています。
会合は財務省で開かれ、財務省の神田財務官と金融庁の天谷国際審議官、それに日銀の清水理事らが出席します。
外国為替市場では、日銀が植田総裁のもとで大規模な金融緩和を続ける一方、アメリカの金融引き締めが長期化するという見方が広がって円売りドル買いが進み、円相場は先週からおよそ半年ぶりに1ドル=140円台の円安水準が続いています。
会合はこうした円安の動きを受けて、市場の動向や景気への影響を分析し、今後の対応策について意見を交わすものとみられます。
財務省と日銀、金融庁の臨時会合はことし3月にアメリカの銀行の経営破綻などを受けて開かれた時以来です。