先月せんげつ末まつで代表だいひょう監督かんとくとしての契約けいやくを満了まんりょうした栗山くりやま監督かんとくは、2日にち午後ごご0時半じはんから都内とないで退任たいにん会見かいけんを開ひらき、晴はれやかな表情ひょうじょうで報道ほうどう陣じんの質問しつもんに答こたえました。

この中なかで栗山くりやま監督かんとくは、代表だいひょう監督かんとくとしての日々ひびについて「WBCの戦たたかいを見据みすえて毎日まいにち毎日まいにち、一生懸命いっしょうけんめいに考かんがえてきた。これ以上いじょうないというくらい充実じゅうじつしていた」と振り返ふりかえりました。

大会たいかい本番ほんばんについては「WBCの7試合しあいすべてが印象いんしょうに残のこっていて、1試合しあい1試合しあいが生涯しょうがい忘わすれられない試合しあいだ。結果けっか的てきに勝かち切きれて先輩せんぱい方かたが作つくった日本にっぽん野球やきゅうのすばらしさを少すこしだけ伝つたえることができた」と話はなしていました。

また、大リーグだいり-ぐ、エンジェルスの大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅを始はじめ、プロ野球やきゅう、ヤクルトの村上むらかみ宗そう隆たかし選手せんしゅなど優勝ゆうしょうメンバーに向むけたメッセージを尋たずねられると「日本にっぽんの野球やきゅうのために集結しゅうけつして尽つくす姿すがたを見みせてくれた。一緒いっしょに戦たたかって感動かんどうをさせてもらったし、見みたことのない景色けしきを見みさせてもらった。これから何なん度ど会あっても『ありがとな』と言いい続つづけると思おもう」と感謝かんしゃの思おもいを口くちにしました。

今後こんごの野球やきゅう界かいについては「今回こんかいのWBCを見みた子こどもたちが10年ねん後ごくらいにこの大会たいかいを見みて刺激しげきを受うけたと言いってほしい。スポーツ界かいのプラスになればうれしい」と話はなしていました。

後任こうにんの日本にっぽん代表だいひょう監督かんとくは、ことし8月つきをめどに候補こうほ者しゃの絞り込しぼりこみが進すすめられます。