新型コロナウイルスがうつった子どもは、心臓がうまく動かなくなったりする「MIS-C(ミスシー)」になることがあります。この病気は、ウイルスがうつって2週間から6週間あとで体に炎症が起こります。外国では亡くなった子どももいます。
自治医科大学附属病院によると、日本では今年になってから20人以上の子どもがこの病気になったことがわかりました。今はみんな具合がよくなっています。
病院は小児科の専門家などと一緒に、日本の病院でほかにもこの病気になった子どもがいないかどうか調べます。
病院は「ウイルスが広がると『MIS-C』になる子どもも増えると思います。しっかり調べます」と話しています。