アメリカ国防総省の
高官は15
日、
戦況の
分析について
明らかにしました。
それによりますと、この高官は、ウクライナ西部のビンニツァ州で14日、ロシア軍のミサイル攻撃で多くの民間人が殺害されたと指摘しました。
そのうえで、ロシア軍の攻撃によってウクライナ国内でここ1週間から2週間の間に、100人から150人の民間人が犠牲になったという見方を明らかにしました。
また、ウクライナ東部の戦闘についてはロシア軍はウクライナ側の抵抗に阻まれ、前進は限定的だとして東部ドネツク州でウクライナ軍が拠点とするスロビャンシクへの侵攻はまだできていないと分析しています。
また、この高官はウクライナ軍がアメリカが供与した高機動ロケット砲システム=ハイマースで、ロシア軍の弾薬や物資の供給網のほか指揮系統の拠点を攻撃しているとしたうえで「ロシア軍の作戦遂行能力に直接影響を与えている」と述べました。
G20財相会議 欧米とロシア対立
インドネシアの
バリ島で
開かれているG20の
財務相・
中央銀行総裁会議は16
日、2
日目の
議論を
行います。
その後、共同声明を取りまとめて協調をアピールするのが通例です。
初日の15日は世界的なインフレへの対応などについて議論しましたが、この中で欧米各国や日本とロシアとで主張が対立したことが明らかになりました。
出席した鈴木財務大臣は15日、記者団に対し、ロシアによるウクライナ侵攻によって世界経済が困難に直面しているなどとしてG7各国とともにロシアを厳しく非難したことを明らかにしました。
これに対しロシアはインフレの要因は欧米各国による経済制裁にあるとこれまでの主張を続けたということです。
ロシア国防省 黒海に食糧輸送ルート “関係国と協議大詰め”
ロシア
軍による
封鎖で、
黒海に
面するウクライナ
南部の
港からの
小麦などの
輸出が
滞っている
問題で、ロシアとウクライナは、
仲介役のトルコと
国連を
交えて、
来週、
再び協議を
行う予定です。
これについて、ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は15日「ロシアは、外国に食料を輸送する手段を確保するとともに、輸送ルートが、ウクライナへの兵器供与に利用されないようにすることを提案した」と述べました。
そして「ロシアの提案は大部分が支持されていて、合意文書の起草作業はまもなく完了する」と述べ、食料を輸送するルートを黒海に確保する方向で、関係国との協議が大詰めを迎えていると明らかにしました。
来週19日には、トルコのエルドアン大統領も、ロシアのプーチン大統領と会談して直接、働きかける見通しで、国際的に食料危機への懸念が強まる中、ウクライナの小麦などの輸出再開につながるか、注目されます。
アメリカ国務省 年次報告書 ロシアの戦争犯罪を非難
アメリカ
国務省は15
日、
残虐行為の
防止などを
目的とした
議会向けの
年次報告書を
公表しました。
この中で、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアについて「ロシア軍の兵士たちが戦争犯罪を行っていると見ている。ウクライナの人たちの両手を縛って殺害したり、ロシアやベラルーシへ強制的に移送したりしているという信頼できる報告がある」として厳しく非難しています。
イラン “ロシアに無人航空機供与”の見方を否定
ウクライナへの
軍事侵攻を
続けるロシア
に対し、イランが
無人航空機を
供与する
準備をしているという
見方を
アメリカ政府が
示していることについて、イラン
側は「
根拠のない
主張だ」と
否定しました。
アメリカ政府は11日、イランがロシアに対し、武器を搭載できるものを含めた数百機の無人航空機を供与する準備をしていることを示唆する情報を得たと、明らかにしました。
これに対し、15日、イラン外務省は、アブドラヒアン外相がウクライナのクレバ外相と電話で会談し、アメリカの見解について「根拠のない主張だと否定した」と発表しました。
その上で、アブドラヒアン外相は「われわれは戦争に反対し、この争いを継続させたり、激化させたりするいかなる措置にも反対する」と述べたということです。
その一方で、イラン政府はこれまでも「NATO=北大西洋条約機構の拡大姿勢は地域の深刻な脅威だ」として、軍事侵攻に踏み切ったロシアの立場にも一定の理解を示しています。
また、イラン国営テレビは15日、インド洋で無人航空機を運用する海軍の部隊だとする艦船や潜水艦から、実際に無人機が飛び立つ映像を公開し、その軍事的能力を誇示しています。
ロシア外務省が報復措置 日本の衆議院議員384人を入国禁止に
ロシア
外務省は15
日、
日本の
衆議院議員384
人について、ロシアへの
入国を
禁止する
措置をとったと
発表しました。
ロシア外務省は、日本政府がことし4月にロシア議会の議員に対してとった制裁に対する報復措置だとしていて、「ウクライナでの軍事作戦に関連してロシアに対し根拠のない非難を行うなど、反ロシア的で非友好的な立場をとる議員を対象にした」としています。
ロシアはすでにことし5月、岸田総理大臣や林外務大臣をはじめ政府関係者などあわせて63人について、ロシアへの入国を禁止する措置をとっています。
歴史学者・磯田道史 「歴史は韻をふむ」!?
歴史学者の磯田道史さん。さまざまな危機に直面する時代にあって、現代の日本や世界に必要な歴史の英知を示し続けています。「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」と言う磯田さん。歴史番組「英雄たちの選択」の司会を共に担当した渡邊佐和子アナウンサーが、歴史学者に至る原点やそのことばをひもときました。
Source: NHK
May 4, 2024 08:05
山梨 同僚女性の遺体遺棄した疑い “動かなくなり遺棄”と供述
山梨県身延町の河川敷に同僚の女性の遺体を遺棄したとして逮捕された35歳の団体職員が「殴っているうちに動かなくなり遺棄した」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかりました。女性は、この職員につきまとわれているなどと勤務先に相談していたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
Source: NHK
May 3, 2024 15:05
障害者雇用 広がる代行事業 やりがいや成長は?報酬は?課題も
障害者の雇用率が先月引き上げられる中、企業に代わって障害者に働く場を提供する事業が拡大しています。障害者の働く場の確保につながる一方で、障害者の成長や自立につながっていないケースがあると指摘されていることから、厚生労働省は企業に対し雇用率の達成だけを目的とした安易な利用を行わないよう指導しています。
Source: NHK
May 1, 2024 20:05
Upgrade to use this feature
Are you sure you want to test again?
The number of free newspaper readings has been used up today.
Please upgrade your account to read unlimited newspapers
This feature is only available for registered users!
Login
or
Register