これを
受けて、
神奈川県と
児童相談所が
会見を
開きました。
事件の
前からネグレクトとして
調査していたということで、「
幼い命が
失われてしまったことは
非常に
遺憾です」と
述べました。
会見によりますと事件の3週間ほど前の先月8日に神奈川県寒川町の商業施設の駐車場で、1歳の長男が車内に放置されていたのが見つかり、このとき対応した警察から14日、児童相談所に通告があったということです。
児童相談所はネグレクトとして調査を始め、事件が発生した先月29日の午後4時20分ごろに母親の携帯電話に初めて電話をかけたということですが、電話は通じず母親と話すことはできなかったということです。
直後の午後5時ごろ、母親はきょうだいの異変を消防に通報していました。
通告を受けてから15日間たって初めて母親に連絡したことについては、ほかに虐待をうかがわせる情報はなく、警察が当時指導していたことなどから、緊急性がより高いと思われた案件の対応にあたっていたと説明しました。
厚木児童相談所の山岸秀俊所長は「私たちが関与した事案で幼い命が失われたのは誠に遺憾で、非常に重く受け止めています」と話しています。