アメリカのバイデン
大統領は、
大統領選挙に
向けたテレビ討論会で、
受け答えに
安定さを
欠き、
一部で
撤退を
求める声が
上がる中、
自身を
支える与党・
民主党の
州知事らと
会談し
選挙戦を
継続する
姿勢を
強調しました。
秋のアメリカ大統領選挙に向けて、バイデン大統領は先月開かれたテレビ討論会で、ことばに詰まる場面が目立つなど安定さを欠き、与党・民主党の下院議員から撤退を求める声が上がるなど、波紋が広がっています。
こうした中、バイデン大統領は3日、ハリス副大統領とともに自身を支える民主党の州知事20人余りとホワイトハウスで会談しました。
会談後に会見したメリーランド州のムーア知事は「バイデン大統領は勝つために選挙戦を続けることを明言した」と明らかにしました。
また、ミネソタ州のワルツ知事はテレビ討論会について「ひどいものであったことは誰もが否定しない」と述べた一方で、バイデン大統領のこれまでの実績を評価するとして、出席した知事が一致して選挙戦を支援していくことを強調しました。
一方、アメリカのメディア、ブルームバーグは3日、民主党の議員、数十人がバイデン大統領に対して、選挙戦からの撤退を求める書簡に署名することを検討していると報じ、事態の推移が注目されています。