日本とアメリカ、中国、韓国の高校生のSNSの利用について、調査の結果がわかりました。全部で1万5000人ぐらいが答えました。
4つの国では、90%以上がSNSを利用していました。日本では75%以上が「ゲームや音楽」「友達とのコミュニケーション」などに使っていて、ほかの国よりも高くなりました。
トラブルでは、悪口を言われたり嫌なことをされたりすることが「よくある」「時々ある」は4.3%で、ほかの国と比べていちばん低くなりました。そのときに親や友達に相談する人は20%から30%ぐらいで、70%以上が「無視する」でした。
専門家は「日本の高校生は、困ったときに周りに相談できなくて1人で悩んでいる人が多いかもしれません。相談しやすいところなどをつくることが必要です」と言っています。