暑い日が続いて、熱中症になる人が増えています。特に、お年寄りは熱中症になりやすいため、水をよく飲むことが必要です。
東京医科歯科大学の戸原玄教授によると、お年寄りは水をうまく飲むことができなくなって、せきこむことが多くなります。このため、水をあまり飲まない人がいます。

戸原教授は、水やお茶に「とろみ剤」を入れると、飲みやすくなると言っています。やわらかいゼリーのような液体になって、のどをゆっくり通るため、せきこむ危険が少なくなります。とろみ剤はドラッグストアやインターネットで売っています。

戸原教授は「水筒やペットボトルの水を1日に1本飲むなどと決めておくといいと思います」と話しています。

