本格的な寒さを迎える前に、石油ストーブやファンヒーターなどの暖房器具を安全に使うよう注意が呼び掛けられています。
NITE=製品評価技術基盤機構によりますと、石油ストーブなどによる事故は11月ごろから増え始めます。
事故は過去5年間で269件発生していて、そのうち死亡事故は47件起きているということです。
給油口のふたの閉め忘れや、灯油と間違えてガソリンを入れたことによって火が出るなど、間違った使い方や不注意による事故がおよそ半数を占めています。
NITEは給油口のふたの確認や、たまったほこりを掃除するよう呼び掛けるとともに、暖房器具と、洗濯物など燃えやすいものとの間に十分な距離を取るよう注意を呼び掛けています。