30日午後4時ごろ、福岡市博多区井相田で通行人から「イノシシ1頭が道路を歩いている」と警察に通報がありました。
警察が捜索を行ったところ、近くにある深さ4メートルほどの水路に落ちているイノシシを発見しました。
その後、警察や猟友会などが網などを使って捕獲を試みたものの水路から逃走しました。
警察が追跡したところ、800メートルほど離れた大野城市山田の住宅街で、イノシシが支柱に衝突して倒れたため、午後9時20分ごろ警察が取り押さえ、最初の通報からおよそ5時間半後の捕獲となりました。
警察によりますと、捕獲したイノシシは体長1メートルほどで、捕獲後に死んだということです。現場は住宅や会社が建ち並ぶ地域で、周辺は一時、騒然となりましたが、けが人はいませんでした。