食料品の値段が上がっているため、お金をあまり使わないようにしたい人が増えています。このため、大きなスーパーなどが、一部の商品の値段を下げています。
イオングループのスーパーでは、9月から1万ぐらいの店で、会社のブランドの商品の値段を下げました。サラダ油やラーメンなど31種類です。会社は、生産する場所を物流センターに近い工場に変えて、商品を安く運ぶことができるようにしたと話しています。
生協は、11月の終わりまで、牛乳やパン、油など約150種類の値段を下げています。日本中で売る商品を全部一緒に仕入れて、安くしています。
調査会社は「一部の店は、商品の値段を下げています。しかし、輸入する食べ物や商品の入れ物などの値段が高くなっているため、来年も食料品の値段が上がるかもしれません」と話しています。