大谷おおや翔しょう平たいら エンジェルスとの独占どくせん交渉こうしょう期間きかん終了しゅうりょう 全ぜん球団きゅうだんと交渉こうしょう可能かのう

大リーグだいり-ぐではフリーエージェントとなった選手せんしゅと、元もとの所属しょぞく球団きゅうだんが5日間にちかん、独占どくせんして交渉こうしょうできる期間きかんが設定せっていされていて、ことしはその期間きかんが日本にっぽん時間じかんの11月つき2日にち午後ごご10時じから7日にち午前ごぜん7時じまでとなっていました。

この独占どくせん交渉こうしょう期間きかんの終了しゅうりょうとともに大谷おおや選手せんしゅは大リーグだいり-ぐの全ぜん球団きゅうだんをはじめアメリカ国内外こくないがいのすべてのチームと交渉こうしょうが可能かのうになりました。

一方いっぽう、エンジェルスは期限きげんの終了しゅうりょう後ごすぐに大谷おおや選手せんしゅに「クオリファイング・オファー」と呼よばれる契約けいやくを提示ていじしたと発表はっぴょうしました。

クオリファイング・オファーはFA選手せんしゅに対にたいして元もとの所属しょぞく球団きゅうだんが提示ていじできる1年ねん契約けいやくで、年俸ねんぽうは全ぜん選手せんしゅ一律いちりつの金額きんがくとなっています。

ことしの金額きんがくは史上しじょう最高さいこうの2032万まん5000ドル、日本にっぽん円えんでおよそ30億おく4700万まん円えんとなっていますが、今こんシーズンの年俸ねんぽうが3000万まんドルだった大谷おおや選手せんしゅは拒否きょひすると見みられています。

大リーグだいり-ぐ機構きこうと選手せんしゅ会かいが結むすんだ労使ろうし協定きょうていによりますと、クオリファイング・オファーを受うけた選手せんしゅは他た球団きゅうだんの評価ひょうかも聞きいた上うえで受け入うけいれるか拒否きょひするかを決きめることができ、すぐに拒否きょひすれば期限きげんに関係かんけいなく他た球団きゅうだんと新あらたに契約けいやくを結むすぶことも可能かのうです。

また、クオリファイング・オファーを拒否きょひした上うえで元もとの所属しょぞく球団きゅうだんと複数ふくすう年ねん契約けいやくを結むすぶこともできます。

大谷おおや選手せんしゅは、日本にっぽん時間じかん15日にちの午前ごぜん6時じまでにこのオファーを受け入うけいれるか拒否きょひするかを選択せんたくする必要ひつようがあります。

また、日本にっぽん時間じかん8日にちからは大リーグだいり-ぐの各かく球団きゅうだんのゼネラルマネージャーや選手せんしゅの代理人だいりにんが集あつまる「GMミーティング」がアリゾナ州しゅうで3日間にちかんにわたって開ひらかれます。

契約けいやく総額そうがくが大リーグだいり-ぐ史上しじょう最高さいこうの5億おくドル、日本にっぽん円えんで750億おく円えんを超こえるとも報ほうじられている大谷おおや選手せんしゅが、全ぜん球団きゅうだんと交渉こうしょう可能かのうになったことを受うけて大リーグだいり-ぐのFA市場しじょうの動うごきがいよいよ本格ほんかく化かします。