各地の
山あいの
住宅で
相次いだ
強盗事件で、
栃木県の
被害者のカードを
使って
複数回、
現金が
引き出されていたことが
捜査関係者への
取材でわかりました。
逮捕されたベトナム
人2
人が
使っていた
車は
事件後、
群馬県内の
拠点に
向かっていて、
警察は
奪った
カードを
使いながら
逃走したとみて
調べています。
先月下旬以降、栃木県日光市や群馬県安中市などで山あいの住宅に男らが押し入り住民を縛って金を奪う強盗事件が相次ぎました。
警察はこのうち栃木県の事件の被害者のキャッシュカードを使って栃木県佐野市のコンビニで現金を引き出そうとしたなどとしていずれもベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者(25)とマイ・ヴァン・シー容疑者(23)を逮捕し、17日朝2人を検察庁に送りました。
捜査関係者によりますと、栃木県の被害者のカードは強盗事件の直後に複数回、使われて実際に現金が引き出されていたということです。
事件からおよそ5時間後に佐野市で金を引き出そうとしたときには、カードの利用は停止されていました。
防犯カメラの映像から、2人が使っていた車はその後、拠点としていた群馬県の立ち回り先に向かっていて、警察は奪ったカードで現金を引き出しながら逃走したとみて調べるとともに一連の強盗事件に関わっていた疑いがあるとみて捜査しています。