石川いしかわ 各地かくちで夏なつ日び 輪島わじまではボランティアが水みずや食料しょくりょうなど配布はいふ

18日にちの石川いしかわ県内けんないは高気圧こうきあつに覆おおわれて晴はれ、午前ごぜん中ちゅうから各地かくちで気温きおんが上あがっていて、午前ごぜん11時半じはんまでの最高さいこう気温きおんは

▽加賀かが市し中津原なかつはらで28.6度ど

▽金沢かなざわ市しで26.9度ど

▽輪島わじま市しで25.3度どなど

多おおくの地点ちてんで25度ど以上いじょうの夏なつ日びとなっています。

輪島わじま市し河井かわい町まちの重蔵じゅうぞう神社じんじゃでは、ボランティア団体だんたいが被災ひさいした人ひとを対象たいしょうに支援しえん物資ぶっしを配くばりました。

強つよい日ひざしが照てりつけるなか、仮設かせつ住宅じゅうたくや自宅じたくで避難ひなんを続つづけている人ひとなどおよそ200人にんが集あつまり、ペットボトルの水みずや缶詰かんづめなどを受け取うけとっていました。

輪島わじま市内しないの仮設かせつ住宅じゅうたくに避難ひなんしている70代だいの女性じょせいは「復興ふっこうは少すこしずつ進すすんでいると感かんじていますが、まだまだ元もとの生活せいかつには戻もどっていないので、食べ物たべものなどをもらってありがたい」と話はなしていました。

18日にちの日にち中ちゅうの最高さいこう気温きおんは、金沢かなざわ市しで28度ど、輪島わじま市しで26度どと予想よそうされ、気象台きしょうだいはこまめに水分すいぶん補給ほきゅうをするなど、体調たいちょう管理かんりに注意ちゅういするよう呼よびかけています。

七なな尾びの仮設かせつ住宅じゅうたくに「緑みどりのカーテン」

能登のと半島はんとう地震じしんの被災ひさい地ち、石川いしかわ県けん七尾ななお市しの仮設かせつ住宅じゅうたくで、本格ほんかく的てきな夏なつに備そなえて植物しょくぶつで日ひざしを和やわらげる「緑みどりのカーテン」を作つくろうと、住民じゅうみんやボランティアの人ひとたちがゴーヤーの苗なえを植うえました。

この取り組とりくみは東京とうきょうのNPO法人ほうじんが地震じしんの被災ひさい地ちで熱中ねっちゅう症しょう対策たいさくとして行いっているもので、18日にちはおよそ50世帯せたいが暮くらしている七尾ななお市し中島なかじま町まちにある仮設かせつ住宅じゅうたくで、住民じゅうみんやボランティアの人ひとたちおよそ20人にんが参加さんかしました。

はじめに住宅じゅうたくを1軒けんずつ回まわり、高たかさ3メートル、幅はばおよそ2メートルのネットを雨あめどいに取り付とりつけていきました。

そして、ネットの下したに置おかれたプランターに土どを入いれ、ゴーヤーの苗なえを2つずつ植うえて水みずやりをしていました。

ゴーヤーは、7月つき下旬げじゅんごろにはネット一いち面めんに葉はを茂しげらせて「緑みどりのカーテン」になり、夏なつの日ひざしを和やわらげることが期待きたいされるということです。

ボランティアとともに苗なえを植うえた仮設かせつ住宅じゅうたくに暮くらす七尾ななお市しの30代だいの男性だんせいは「避難ひなん生活せいかつが続つづく中なかで気分きぶん転換てんかんになった。すくすく苗なえが育そだってほしいし、これから少すこしずつ元もとの生活せいかつに戻もどれればいい」と話はなしていました。

また、東京とうきょうからボランティアで参加さんかした20代だいの男子だんし大学生だいがくせいは「仮設かせつ住宅じゅうたくに暮くらす人ひとたちに『ありがとう』と声こえをかけてもらい、うれしかった。被災ひさい者しゃのためにできることはたくさんあると思おもうので、これからも力ちからになりたい」と話はなしていました。