岸田総理大臣は、
日本への
訪問を
延期したサウジアラビアのムハンマド
皇太子と
オンラインで
会談し、
中東地域の
平和と
安定に
向けて
連携して
いくことを
確認しました。
サウジアラビアのムハンマド皇太子は、今週、公賓として日本を訪れる予定でしたが、父親のサルマン国王の健康状態を理由に急きょ、訪問を延期しました。
会談は、21日夜7時前からおよそ30分間行われ、両首脳は、両国の関係強化に向けて新たな協議会を設置し、水素やアンモニアなどのクリーンエネルギーをはじめ、経済や文化交流など幅広い分野で協力を進めることで一致しました。
また、深刻化するガザ情勢や、イランのライシ大統領が死亡した墜落事故などをめぐっても意見を交わし、中東地域の平和と安定に向けて緊密に連携していくことを確認しました。
そして、ムハンマド皇太子の日本訪問が早期に実現するよう、改めて日程を調整していくことになりました。