栃木県那須町で
夫婦の
遺体が
見つかった
事件で、
仲介役の
容疑者が、
実行役の
容疑者2
人に
殺害を
依頼した
理由について「けんかっ
早く、
怖いもの
知らずの
雰囲気があったので
頼んだ」と
供述していることが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
警視庁は
それぞれの
関わりについてさらに
調べています。
先月、栃木県那須町で会社役員の宝島龍太郎さん(55)と、妻の宝島幸子さん(56)が遺体で見つかった事件で、警視庁は、指示役の佐々木光容疑者(28)と、仲介役の平山綾拳容疑者(25)に続き、実行役として、韓国籍の姜光紀容疑者(20)と、元俳優の若山耀人容疑者(20)を殺人の疑いで再逮捕し、23日、検察庁に送りました。
これまでの調べで、平山容疑者は姜容疑者らと数か月前に渋谷のナイトクラブで知り合ったことが分かっていますが、実行役として手配した経緯について、「けんかっ早く、怖いもの知らずの雰囲気があったので2人に頼んだ」などと供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
殺害を打診した際、姜容疑者はすぐに応じた一方で、若山容疑者は「考えさせてください」とちゅうちょしたものの、平山容疑者が「いま決めてくれ」と言うと、「やります」と答えたということです。
また、若山容疑者は「殺害現場のガレージには入っていない」としていますが、平山容疑者は「中にいた若山容疑者と電話でやりとりしてシャッターを開けた」などと供述しているということです。
警視庁はそれぞれの関わりや事件に至るいきさつをさらに調べています。