日本の科学技術振興機構はポーランドの大使館と一緒に、すばらしい研究を行った日本の女性の若い研究者に賞を贈っています。ポーランドは、女性で初めてノーベル賞をもらったマリー・キュリーさんが生まれた国です。
23日、東京で賞を贈る式がありました。今年のいちばんすばらしい賞は、東京大学の森脇可奈さんがもらいました。森脇さんは、宇宙がどのように始まって変わってきたか、コンピューターを使って調べる研究をしています。
近畿大学の太田圭さんと、トロント大学の三谷綾さんも賞をもらいました。
![](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240524/K10014458931_2405232126_0523222142_02_01.jpg)
国によると、日本の研究者の中で女性の割合は2021年は17.5%でした。OECDに入っている国や地域の中でいちばん低くなっています。科学技術振興機構は、女性の研究者が結婚したり子どもを産んだりしても研究を続けていくことができるようにすることが大切だと言っています。