メッツ 千賀せんが滉ひろし大だい 復帰ふっきに向むけての見通みとおし立たたず「とても悔くやしい」

大リーグだいり-ぐ2年ねん目めの千賀せんが投手とうしゅは今こんシーズン右肩みぎかたの筋肉きんにくの張はりのため開幕かいまくからリハビリを続つづけていましたが、今月こんげつ19日にちに予定よていされていたブルペンでの投球とうきゅう練習れんしゅうを右腕うわんの張はりのため急きゅうきょ回避かいひし、その後そのごの検査けんさで新あらたに上腕じょうわんの筋肉きんにくの神経しんけいに炎症えんしょうが見みつかりました。

現在げんざいは炎症えんしょうを抑おさえるため注射ちゅうしゃによる治療ちりょうを行おこなっていて、千賀せんが投手とうしゅは「自分じぶん自身じしんがどういう状況じょうきょうなのか詳くわしくわかっていないので、一いち歩ほ一いち歩ほ進すすみながらだ。この時期じきに合あわせてというのはできない状況じょうきょうになっているのが今いまの現状げんじょうじゃないかと思おもう」と復帰ふっきに向むけた見通みとおしは立たっていないことを明あかしました。

その上うえで、早はやければ今月こんげつとも言いわれていた実戦じっせん復帰ふっきがさらに遠とおのく形かたちとなったことについて「とても悔くやしい気持きもちだ。自分じぶんの体からだのことをわかっていないわけではないので、この状況じょうきょうを驚おどろいているわけでもないことがいちばん悔くやしい。これということではなくいろいろなことが重かさなってこういう風かぜになっていることは間違まちがいない」と心境しんきょうを話はなしました。

千賀せんが投手とうしゅは昨さくシーズン、チーム最多さいたの12勝しょうをあげ、防御ぼうぎょ率りつはリーグ2位いの2.98をマークするなど大リーグだいり-ぐ1年ねん目めから活躍かつやくし、今こんシーズンはローテーションの柱はしらとして活躍かつやくが期待きたいされていました。

千賀せんが投手とうしゅの離脱りだつなどで先発せんぱつ陣じんが手薄てうすとなったメッツは現在げんざい22勝しょう30敗はいでナショナルリーグ東部とうぶ地区ちく4位いに沈しずんでいて、先発せんぱつ投手とうしゅがあげた白星しろぼしは22勝しょうのうち7勝しょうにとどまっています。

球団きゅうだんによりますとキャッチボールは29日にちにも再開さいかいできる見込みこみだということで、千賀せんが投手とうしゅは「みんなの戦たたかう姿すがたを見みていると、チームの一員いちいんとして早はやく戦たたかいたい気持きもちになる。焦あせる気持きもちもあるが、現実げんじつを見みながら丁寧ていねいに過すごしていく時間じかんかなと思おもう」と話はなし、復帰ふっきに向むけて着実ちゃくじつにリハビリを進すすめる姿勢しせいを示しめしました。