ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、アメリカの感染者は101万人余りとなって世界全体の3分の1を占めています。死者は約5万8000人に上り、感染者、死者ともに世界で最も多くなっています。こうしたなか、アメリカでは経済活動を再開する動きが徐々に広がっています。南部ジョージア州で理髪店やレストランの営業再開が許可されるなど、28日までに少なくとも10州が規制の一部緩和に踏み切りました。また、30日には7つの州で外出規制の期限を迎えます。このうちテキサス州は翌日の5月1日から人数を制限しながら小売り、レストランや映画館の再開を許可するなど緩和の動きが広がる見通しです。