「新あたらしい生活せいかつ様式ようしき」とは 専門せんもん家か会議かいぎが具体ぐたい例示れいじす 新型しんがたコロナ

▽感染かんせんの状況じょうきょう、

▽医療いりょう提供ていきょう体制たいせい、

▽近隣きんりんの都道とどう府県ふけんの感染かんせん状況じょうきょうを踏ふまえて政府せいふが総合そうごう的てきに判断はんだんするとしています。

そして感染かんせんの状況じょうきょうについて、最近さいきん３さん週間しゅうかんの全国ぜんこくの新あらたな感染かんせん者しゃ数すうでみると、

▽先月せんげつ12日にち～18日にちが3620人にん、

▽先月せんげつ19日にち～25日にちが2791人にん、

▽先月せんげつ26日にち～今月こんげつ２に日にちが1630人にんで、

増加ぞうかのスピードは着実ちゃくじつに落おちてきていると評価ひょうかしています。

都道とどう府県ふけん別べつにみると、

直近ちょっきん１いち週間しゅうかんの新あらたな感染かんせん者しゃ数すうが100人にんを超こえるのは、

▽東京とうきょう都と、▽北海道ほっかいどう、▽大阪おおさか府ふ、▽神奈川かながわ県けんの４よんか所かしょで、

▽岩手いわて県けん、▽秋田あきた県けん、▽鳥取とっとり県けん、▽長崎ながさき県けん、▽宮崎みやざき県けんでは

２に週間しゅうかん以上いじょうにわたって新あらたな感染かんせん者しゃが確認かくにんされていないとしています。

一方いっぽう、医療いりょう提供ていきょう体制たいせいについて、人工じんこう呼吸こきゅう器きや人工じんこう心肺しんぱい装置そうちが必要ひつような重症じゅうしょう患者かんじゃは、先月せんげつ27日にちごろをピークに減少げんしょう傾向けいこうに入はいったことがうかがえるとしながらも、患者かんじゃの多おおくは入院にゅういん期間きかんが長期ちょうき化かするため、医療いりょう機関きかんへの負荷ふかは今いまもぎりぎりの状態じょうたいにあると分析ぶんせきしました。

これを受うけて専門せんもん家か会議かいぎは、収束しゅうそくのスピードは期待きたいされたほどではなく、再ふたたび感染かんせんが拡大かくだいすれば医療いりょう提供ていきょう体制たいせいへのさらなる負荷ふかが生しょうじるおそれがあることから、当面とうめん、現在げんざいの緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの下したでの枠組わくぐみを維持いじすることが望のぞましいとする考え方かんがえかたを改あらためて示しめしました。

そして

▽「感染かんせんの状況じょうきょうが厳きびしい地域ちいき」では、新あらたな感染かんせん者しゃの数かずが一定いってい水準すいじゅんまで低減ていげんするまでは引き続ひきつづき徹底てっていした行動こうどう変容へんようの要請ようせいが必要ひつようで、

▽「新あらたな感染かんせん者しゃの数かずが限定げんてい的てきとなった地域ちいき」でも再ふたたび感染かんせんが拡大かくだいしないよう長丁場ながちょうばに備そなえて「新あたらしい生活せいかつ様式ようしき」に切り替きりかえる必要ひつようがあるとしています。

そして具体ぐたい的てきに、

▽人ひととの間隔かんかくはできるだけ２にｍめ-とる空あけること、

▽外出がいしゅつ時じ、屋内おくないにいる時とき、会話かいわをする時ときは、症状しょうじょうがなくてもマスクをつけること、

▽いわゆる「３みっつの密みつ」を避さけ、毎朝まいあさ体温たいおんを測はかるなど健康けんこうチェックを行おこなうこと、

▽テレワークや時差じさ出勤しゅっきんといった新あたらしい働はたらき方かたを定着ていちゃくさせること、などを求もとめています。

また、飲食いんしょく店てんや商業しょうぎょう施設しせつなど業種ぎょうしゅごとに感染かんせん拡大かくだいを予防よぼうするためのガイドラインを作成さくせいするよう求もとめ、

▽症状しょうじょうがある人ひとの入場にゅうじょう制限せいげんを行おこなうこと、

▽複数ふくすうの人ひとの手てが触ふれる場所ばしょを適宜てきぎ消毒しょうどくすること、

▽休憩きゅうけいスペースで一いち度どに休憩きゅうけいする人数にんずうを減へらし、対面たいめんで食事しょくじや会話かいわをしないことなど、ガイドライン作成さくせいの際さいのポイントを示しめしました。

専門せんもん家か会議かいぎは１いち～２に週間しゅうかん程度ていどのちに最新さいしんの感染かんせん状況じょうきょうについて分析ぶんせきし、新あらたな提言ていげんを出だすとしています。