東京都は19日、庁舎壁面に映像を投影するプロジェクションマッピングで、特撮映画の巨大怪獣「ゴジラ」の上映を始めると発表しました。実物大の高さ約100メートルのゴジラが都心で暴れ回ります。
映像は「ゴジラ都庁襲撃」と銘打ち、東宝が企画・監修しました。都庁のある西新宿が激戦の舞台となった「ゴジラ」(1984年)と「ゴジラVSキングギドラ」(91年)をベースに映像を制作したという。
都は夜間の観光振興に力を入れており、2月から都庁舎を使ったプロジェクションマッピングを始めました。庁舎壁面は約1万3900平方メートルで、40台の機材で映像を投影しています。常設の建築物へのプロジェクションマッピングとしては世界最大の投影面積になります。18日現在、約9万人が訪れているという。