米連邦捜査局(FBI)は2日までに、60歳以上の国民が2023年に遭った詐欺被害に触れ、損失額は34億ドル以上とし、前年比で約11%増の水準に達したと報告しました。
これら詐欺被害には、日常生活に欠かせない家電製品の修理の必要性、虚偽の投資勧誘、男女の恋愛関係の意図的な醸成、ゆすり、個人情報の漏出や身元のなりすましなどに絡む犯罪に起因します。
報告書によると、詐欺被害の報告があった高齢者は昨年、10万人以上で失った平均額は3万3915ドルです。10万ドル以上の場合は約6000人だったということです。
FBIによると、これら詐欺被害に泣いたのは高齢者だけではありません。60歳以下でも昨年は30万人以上の個人が大切なお金をむしり取られていたということです。