長崎ながさき県けんの大村おおむら航空こうくう基地きち所属しょぞくの機体きたいに乗のっていたのが、

副ふく操縦そうじゅう士しの西畑にしはた友とも貴たか 2等とう海うみ尉じょうと、

航空こうくう士しの福留ふくとめ崇たかし文ぶん 3等とう海うみ曹、

航空こうくう士しの甲斐かい仁蔵にぞう 海士あま長ちょうです。

徳島とくしま県けんの小松こまつ島とう航空こうくう基地きち所属しょぞくの機体きたいに乗のっていたのが、

副ふく操縦そうじゅう士しの山下やました夏なつ輝あきら 3等とう海うみ尉じょうと、

航空こうくう士しの廣田ひろた真しん 海うみ曹長そうちょう、

航空こうくう士しの堂どう園えん優作ゆうさく 2等とう海うみ曹です。

死亡しぼうが確認かくにんされた1人にんは西畑にしはた2等とう海うみ尉じょうだということです。

海上かいじょう自衛隊じえいたいは2機きの機長きちょうについて、大村おおむら航空こうくう基地きち所属しょぞくの松田まつだ拓也たくや 3等とう海うみ佐さと小松こまつ島とう航空こうくう基地きち所属しょぞくの板村いたむら一輝いっき 3等とう海うみ佐さだと明あきらかにしています。

また海上かいじょう自衛隊じえいたいは今回こんかいの訓練くんれんは部隊ぶたいの技量ぎりょうを幹部かんぶが確認かくにんする「査閲さえつ」と呼よばれる検定けんていの最中さいちゅうに起おきていたことを明あきらかにしました。

今回こんかいの「査閲さえつ」は海上かいじょう自衛隊じえいたいの中核ちゅうかくとなる護衛ごえい艦隊かんたいの司令しれい官かんが実施じっしし、事故じこが起おきたときは複雑ふくざつな作戦さくせん環境かんきょうの中なかで、潜水せんすい艦かんの捜索そうさくを行おこなっていたということです。

海上かいじょう自衛隊じえいたいトップの酒井さかい良りょう 海上かいじょう幕僚ばくりょう長ちょうは会見かいけんで「査閲さえつは個々ここの隊員たいいんなどの練ねり度どを向上こうじょうさせる訓練くんれんとは異ことなり、部隊ぶたいとしての高度こうどな戦術せんじゅつ判断はんだんや複雑ふくざつな部隊ぶたい運用うんようを必要ひつようとするものだ。極きわめて高たかい練ねり度どをもって、この訓練くんれんに従事じゅうじしていた優秀ゆうしゅうな隊員たいいんの死亡しぼうを確認かくにんし、7人にんが行方ゆくえ不明ふめいとなっているのは痛恨つうこんの極きわみだ。捜索そうさく救難きゅうなんに全力ぜんりょくで取り組とりくみ、同様どうようの事故じこを二度にどと起おこさないよう、原因げんいんを究明きゅうめいし、再発さいはつ防止ぼうしに努つとめていく」と述のべました。