南欧でギリシャの首都アテネなどの街が23日、北アフリカのサハラ砂漠から飛来した砂に包まれて一面オレンジ色に染まりました。一方で北欧はこの日、一部で季節外れの大雪が降り、フィンランドの首都ヘルシンキが銀世界となりました。
ギリシャ当局は一時、健康被害への注意を呼び掛けました。気象当局によると、24日午前には砂の飛来が収まり始める見込みです。
夕方の街を歩いて鮮やかなオレンジ色の景色を撮影し、SNSに投稿した人もいます。ある投稿には、アテネが「火星のコロニー」のように見えるという気象学者の言葉が引用されました。