陸上りくじょうのダイヤモンドリーグの第だい2戦せんは27日にち、中国ちゅうごくで開ひらかれ、日本にっぽんからは、去年きょねんの世界せかい選手権せんしゅけんの女子じょしやり投やりなげで金メダルきんめだるを獲得かくとくしパリオリンピックの代表だいひょうに内定ないていしている北口きたぐち選手せんしゅや、男子だんし110メートルハードルで4月つき、パリオリンピック代表だいひょうに内定ないていした泉谷いずみや駿介しゅんすけ選手せんしゅなどが出場しゅつじょうしました。

このうち、今こんシーズン初戦しょせんとなる北口きたぐち選手せんしゅは4回かい目めを終おえた時点じてんで7位いと出遅でおくれましたが、5回かい目めでこの日ひ初はじめての60メートル超こえとなる61メートル44センチを投なげて2位いに順位じゅんいを上あげました。

そして、これまでの国際こくさい大会たいかいでも、たびたびビッグスローを記録きろくしている最終さいしゅうの6回かい目めでは62メートル97センチをマークして逆転ぎゃくてんでトップに立たち優勝ゆうしょうしました。

北口きたぐち榛はしばみ花はな「最後さいごは気持きもちだけで投なげた」

今こんシーズン初戦しょせんで優勝ゆうしょうした北口きたぐち榛はしばみ花はな選手せんしゅは「試合しあい前まえの練習れんしゅうは本当ほんとうに調子ちょうしがよくなく、何なにがしたいのかも整理せいりできていない状態じょうたいだった。1回かい目めできょうは無理むりだなと思おもったが周まわりの選手せんしゅの投とうてきを見みてライナー気味ぎみに投なげた方ほうがよいのかなと思おもって修正しゅうせいした。最後さいごの6回かい目めは気持きもちだけで投なげた」と試合しあいを振り返ふりかえりました。

その上うえで「もう少もうすこし気持きもちに余裕よゆうを持もって投なげたい。去年きょねん投なげていた感覚かんかくとも違ちがってきていて自分じぶんの中なかでかみ合かみあっていない感覚かんかくもあるので整理せいりが必要ひつよう」と次つぎの試合しあいに向むけた課題かだいを口くちにしました。

男子だんし110ｍめ-とるハードル 泉谷いずみや駿介しゅんすけ選手せんしゅが2位いに

また、男子だんし110メートルハードルでは、泉谷いずみや選手せんしゅが東京とうきょう大会たいかいの金きんメダリストを抑おさえて13秒びょう23のタイムで2位いに入はいりました。

このほか日本にっぽん選手せんしゅでは、男子だんし走り高跳はしりたかとびの真野まや友博ともひろ選手せんしゅが2メートル24センチを跳とんで7位い、男子だんし100メートルの桐生きりゅう祥さち秀しゅう選手せんしゅが10秒びょう37のタイムで8位い、女子じょし400メートルの久保山くぼやま晴はる菜さい選手せんしゅが8位いでした。

泉谷いずみや駿介しゅんすけ「順位じゅんいが2位いだったことだけはよかった」

男子だんし110メートルハードルで2位いに入はいった泉谷いずみや駿介しゅんすけ選手せんしゅは「内容ないようはあまり良よくなかったが順位じゅんいが2位いだったことだけはよかった。体からだの状態じょうたいもよかったがその分ぶん勢いきおいよく踏み切ふみきり過すぎて体からだが浮ういてしまったところがあった」とレースを振り返ふりかえりました。

その上うえで「後半こうはんにペースを上あげようという気持きもちが出でてバランスが取とれなかったのでもうちょっと冷静れいせいに走はしれるようにしっかりと修正しゅうせいしたい。ここからほかの選手せんしゅも調子ちょうしを上あげてくると思おもうので海外かいがいを転戦てんせんする中なかでパリに向むけていいレースを積つんでいきたい。12秒びょう台だいを出だしての日本にっぽん記録きろく更新こうしんも視野しやに入いれたい」と話はなしていました。