UAゼンセンは、働く人が客にひどいことをされるカスタマーハラスメントについて調べました。カスタマーハラスメントは「カスハラ」とも言われています。
客にサービスする仕事をしている3万3000人以上がアンケートに答えました。その結果、46.8%の人が「2年以内にカスハラがあった」と答えました。答えた人の半分ぐらいでした。
いちばん覚えているカスハラについて聞くと、39.8%の人が「ひどいことを言われた」と答えました。「脅された」が14.7%で、「同じクレームを何度も言われた」が13.8%でした。
客がカスハラをした理由については、「客が不満に思って嫌がらせをした」が26.7%でした。「働く人が失敗した」が19.3%、「客の間違い」が15.1%でした。
専門家は「客の中には、自分が迷惑なことをしているとわからない人がいます。何がカスハラなのか客に伝えることが大切です」と話しています。