米アリゾナ州中部のカサグランデで、エア遊具の「バウンスハウス」が突風にあおられて宙に吹き飛ばされる事故があり、2歳の男の子が死亡しました。同州ピナル郡保安官事務所が明らかにしました。
死亡したボーディ・ナーフ君の父親は、フェニックス消防隊の消防士でした。
事故は4月27日に発生しました。子どもたちが遊んでいたバウンスハウスが吹き飛ばされ、近くの駐車場に落下しました。中にいた子どものうち、ボーディ君ともう1人の子どもが病院に運ばれました。ほかにも数人が負傷しましたが、命に別条はないということです。
米消費者製品安全委員会によると、バウンスハウスは地面に杭を打って固定する必要があり、約6.7~11メートル以上の風がある場合は使用が禁止されています。