石川珠洲津波被害の海岸で学生ボランティアが住民と片づけ - Easy News

石川いしかわ珠洲すず津波つなみ被害ひがいの海岸かいがんで学生がくせいボランティアが住民じゅうみんと片かたづけ

May 4, 2024 13:05

Furigana

能登のと半島はんとう地震じしんの被災ひさい地ちでは大型おおがた連休れんきゅう中ちゅう、多おおくのボランティアが訪おとずれています。津波つなみの被害ひがいを受うけた珠洲すず市しの海岸かいがんでは、学生がくせいのボランティアおよそ100人にんが地元じもとの住民じゅうみんとともに海岸かいがんに散乱さんらんした物ものの片かたづけを行おこないました。

4日にちの活動かつどうは大学生だいがくせいらのボランティア団体だんたい「国際こくさいボランティア学生がくせい協会きょうかい」と日本にっぽん財団ざいだんが企画きかくしたもので珠洲すず市し宝立ほうりゅう町まちの海岸かいがんに全国ぜんこくの大学生だいがくせいらおよそ100人にんと地元じもとの住民じゅうみんが集あつまりました。

参加さんか者しゃたちははじめに全員ぜんいんで円陣えんじんを組くんでかけ声かけごえを上あげたあと、海岸かいがんに残のこされたままになっている住宅じゅうたくの瓦かわらやトタン板ばんなどを手て作業さぎょうで集あつめて運び出はこびだしていました。

日本にっぽん財団ざいだんによりますと、津波つなみの影響えいきょうで海岸かいがんに残のこされたがれきは所有しょゆう者しゃが分わからないため片かたづけに時間じかんがかかることが多おおく今回こんかいは自治体じちたいとも連携れんけいして処分しょぶんを行おこなうことにしたということです。

国際こくさいボランティア学生がくせい協会きょうかいの代表だいひょうで埼玉さいたま大学だいがく4年ねんの小熊こぐま日にち花はなさんは「ふだん見みる海岸かいがんの景色けしきを変かえることで心こころが少すこしでも晴はれればと思おもいます」と話はなしていました。

また、地元じもとの住民じゅうみんとして4日にちの活動かつどうに参加さんかした宮腰みやこし千鶴ちづるさん（75）は、「私わたしたちだけでは無理むりですので、皆みなさんに片かたづけてもらいきれいになったと思おもいます」と話はなしていました。この活動かつどうは5日にちも行おこなう予定よていだということです。