4日にちにバハマで開幕かいまくした陸上りくじょうの世界せかいリレー大会たいかいでは、男女だんじょの400メートルリレーや1600メートルリレーなど合あわせて5種目しゅもくが行おこなわれ、それぞれ上位じょうい14チームに入はいればパリオリンピックの出場しゅつじょう権けんが獲得かくとくできます。

4日にちは各かく種目しゅもくの予選よせんが行おこなわれ、このうち男子だんし400メートルリレーの日本にっぽんは、1走はしにサニブラウン アブデル・ハキーム選手せんしゅ、2走はしに柳田やなぎだ大輝だいき選手せんしゅ、3走はしに上山うえやま紘ひろし輝てる選手せんしゅ、アンカーに三さん輪りん颯太ふとし選手せんしゅの、4人にんで臨のぞみました。

日本にっぽんは、1走はしのサニブラウン選手せんしゅがスタートから力強ちからづよく加速かそくしてトップでバトンをつなぎ、続つづく柳田やなぎだ選手せんしゅも伸のびのある走はしりを見みせました。

3走はしの上山うえやま選手せんしゅもトップを守まもり、アンカーの三さん輪りん選手せんしゅへのバトンパスでやや差さを詰つめられましたが、日本にっぽんは38秒びょう10のタイムで1着ちゃくでフィニッシュしました。

日本にっぽんはアメリカに次つぐ全体ぜんたい2位いのタイムで、各組かくくみの2着ちゃくまでが進すすむことができる決勝けっしょうに進出しんしゅつし、この種目しゅもくで10大会たいかい連続れんぞくとなるオリンピックの出場しゅつじょう権けんを獲得かくとくしました。

また、男子だんし1600メートルリレーで、日本にっぽんは予選よせん1組くみに出場しゅつじょうし、1走はしに400メートルの日本にっぽん記録きろく保持ほじ者しゃの佐藤さとう拳けん太郎たろう選手せんしゅ、2走はしに西にし裕ひろし大だい選手せんしゅ、3走はしに佐藤さとう風雅ふうが選手せんしゅ、アンカーに川端かわばた魁いさお人じん選手せんしゅの、4人にんで臨のぞみました。

レースは、佐藤さとう拳けん太郎たろう選手せんしゅがスタートから力強ちからづよい走はしりでアメリカに次つぐ2番手ばんてでバトンをつなぎ、続つづく西にし選手せんしゅは一時いちじトップに立たったもののアメリカとドイツにかわされ3番手ばんてでリレーしました。

400メートルで日本にっぽん歴代れきだい3位いのタイムを持もつ3走はしの佐藤さとう風雅ふうが選手せんしゅがキレのある走はしりでドイツを再ふたたび抜ぬき返かえして2番手ばんてに順位じゅんいを上あげ、アンカーの川端かわばた選手せんしゅが粘ねばってそのままフィニッシュし、3分ふん0秒びょう98の2着ちゃくに入はいりました。

この結果けっか、日本にっぽんはこの種目しゅもくで11大会たいかい連続れんぞくのオリンピック出場しゅつじょう権けんを獲得かくとくしました。

その後そのご、1着ちゃくでフィニッシュしたアメリカが失格しっかくとなったため、日本にっぽんは予選よせん1組くみの1位いで5日にちの決勝けっしょうに進すすみました。

このほか、女子じょし400メートルリレーと混合こんごう1600メートルリレーの日本にっぽんは、いずれも予選よせん7着ちゃくで決勝けっしょう進出しんしゅつを逃のがし、5日にちに行おこなわれるオリンピック代表だいひょうを決きめるレースに回まわることになりました。