東京都港区の保育所は、寝ている子どもの安全をチェックするために、AIを使っています。
このAIを作った会社によると、AIは、子どもや赤ちゃんの画像を1億枚以上覚えています。部屋の天井にあるカメラで子どもたちの画像を撮って、体の向きを調べます。そして、子どもが長い時間、顔を下にして寝ていると、保育士のタブレットに危険を知らせます。息ができなくなる事故などが起こらないようにするためです。
保育所には、0歳から2歳の全部で12人の子どもがいます。保育所では、保育士が5分に1回、寝ている子どもを見てチェックすることも続けています。
保育士は「短い時間に、子どもに何か起こる 可能性があります。保育士のチェックのほかにAIのチェックがあると、安心できます」と話しています。