栃木県那須町で
夫婦の
遺体が
見つかった
事件で、
夫婦が
空き家で
暴行を
受けた
時間帯に、
周辺の
防犯カメラに
首謀者とみられる
容疑者の
車が
写っていたことが、
捜査関係者への
取材でわかりました。
警視庁は
この容疑者が
空き家に
入らず、
実行役の
動きを
確認する
などしていた
疑いも
あるとみて、
当時の
状況を
調べています。
先月16日、栃木県那須町で、都内の会社役員、宝島龍太郎さん(55)と、妻の宝島幸子さん(56)が遺体で見つかった事件では、宝島さんの長女の内縁の夫、関根誠端容疑者(32)や、不動産会社役員の前田亮容疑者(36)など合わせて6人が遺体を損壊した疑いで逮捕されています。
これまでの調べで、宝島さん夫婦は、関根容疑者と前田容疑者と一緒にレンタカーで品川区内の空き家に向かったことがわかっていて、16日午前0時ごろ、実行役2人と接触し、暴行を受けたとみられています。
その後の調べで、同じ時間帯に関根容疑者が所有する車が、空き家周辺を走行する様子が防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
関根容疑者は「空き家に行く途中でレンタカーを降りた」と供述していて、事前に五反田駅の近くに止めてあった自身の車に乗り換えた可能性があるということです。
警視庁は、関根容疑者が空き家に入らず、実行役の動きを確認するなどしていた疑いもあるとみて当時の状況を調べています。