アップル、「超薄型ちょううすがたのiPhone」を2025年ねんに発売はつばいか　Pro Maxより高額こうがく

著名ちょめいアナリストのジェフ・プーは、アップルが従来じゅうらいのiPhoneよりも画面がめんサイズがひと回まわり小ちいさく、スリムなデザインを採用さいようした｢iPhone 17 Slim｣と呼よばれであろう端末たんまつの発売はつばいを2025年ねんに計画けいかくしていると5月がつのレポートで述のべていた。

その後ごも、この薄型うすがたiPhoneに関かんしては複数ふくすうのリーク情報じょうほうが報ほうじられ、ニュースサイトThe Informationは、このモデルが従来じゅうらいのProモデルのようにチタン製せいシャーシを使用しようせず、アルミニウム製せいシャーシを採用さいようすることで「大幅おおはばな薄型化うすがたか」を実現じつげんすると伝つたえている。

スティーブ・ジョブズは、2008年ねんの初代しょだいMacBook Airのプレゼンテーションで、封筒ふうとうからデバイスを取とり出だしてその薄うすさを誇示こじしたが、アップルの薄うすさへのこだわりは、今年ことしになって再ふたたび注目ちゅうもくされた。

最新さいしんのM4チップを搭載とうさいしたiPad Proの厚あつさは、1.3mm削けずられてわずか5.1mmになっている。今年ことしのiPad Proはまた、タンデムスタックパネルと呼よばれる新あらたな技術ぎじゅつで、より薄うすく明あきるい効率的こうりつてきな有機ゆうきELディスプレイを実現じつげんした。

アップルはもちろん、この流ながれをiPhoneにも取とり入いれようとしており、サプライチェーンには新あらたなディスプレイが9月がつにデビューする兆候ちょうこうが見みられている。同社どうしゃが2025年ねんの薄型うすがたiPhoneの登場とうじょうに向むけて、より多おおくの技術ぎじゅつが大量たいりょうに供給きょうきゅうされるのを待まつのは、自然しぜんな流ながれであり、実現可能じつげんかのうなスケジュールといえる。

アップルのティム・クックたちは、スリムなiPhoneをファッション業界ぎょうかいにアピールしようとしているのかもしれない。この端末たんまつは、ブランドの神秘性しんぴせいを高たかめることにも役立やくだつだろう。最新さいしんかつ最高さいこうのものを持もちたいと望のぞむ人ひとびと々は、スリムなiPhoneに憧あこがれるはずだ。

ファッションとデザインを主要しゅような要素ようそとする姿勢しせいは、中国ちゅうごくのHonorが4月がつにリリースした「Magic6 RSR Porsche Design」で2年ねんぶりにポルシェデザインの端末たんまつを復活ふっかつさせるなど、他ほかのメーカーにも見みられるが、アップルほどの需要じゅようと魅力みりょくのミックスを持もつメーカーは他ほかに存在そんざいしない。