そして、熊本くまもと県けんにあるみずからの後援こうえん会かいの会長かいちょうが、旧きゅう統一とういつ教会きょうかいの関連かんれん団体だんたいの議長ぎちょうを務つとめていたなどと「週刊文春しゅうかんぶんしゅん」が報ほうじたことについて「後援こうえん会長かいちょうは旧きゅう統一とういつ教会きょうかいに関連かんれんしているという認識にんしきがなく、すでに議長ぎちょうを辞やめたと聞きいている」と説明せつめいしました。

また、今後こんごの対応たいおうについて「自民党じみんとうにおいては、社会しゃかい的てきに問題もんだいが指摘してきされている団体だんたいとの関係かんけいを持もたないことを党とうの組織そしき統治とうちの指針ししんとなる『ガバナンスコード』に盛り込もりこみ、チェック体制たいせいを強化きょうかすべく検討けんとうを進すすめているところだ」と述のべました。

そのうえで「もう一段いちだん、踏み込ふみこんだ実効じっこう的てきな体制たいせいの整備せいびをはじめ、国民こくみんの不信ふしんを払拭ふっしょく（ふっしょく）するための方策ほうさくについて、茂木もぎ幹事かんじ長ちょうとも協議きょうぎし、必要ひつような指示しじを行おこなっていきたい」と述のべました。

この団体だんたいが旧きゅう統一とういつ教会きょうかいと関係かんけいがあるという認識にんしきはなかったとしたものの、誤解ごかいを招まねかないようにするとして議長ぎちょうの辞任じにん届とどけを提出ていしゅつしたことを明あきらかにしました。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんの熊本くまもと県けんにある後援こうえん会かい「熊本くまもと岸田きしだ会かい」の会長かいちょうを務つとめる崇たかし城じょう大学だいがくの中山なかやま峰男みねお学長がくちょうは、23日にちの「文春ぶんしゅんオンライン」で、自身じしんが議長ぎちょうを務つとめる「日にち韓かんトンネル推進すいしん熊本くまもと県民けんみん会議かいぎ」が旧きゅう統一とういつ教会きょうかいと関連かんれんする団体だんたいだと報ほうじられました。

これを受うけて中山ちゅうざん学長がくちょうは24日にち、熊本くまもと市内しないで記者きしゃ会見かいけんを行おこない「団体だんたいが旧きゅう統一とういつ教会きょうかいと関係かんけいがあるという認識にんしきは全まったくなかった。記事きじを読よんで非常ひじょうにショックを受うけている」と述のべました。

そのうえで、旧きゅう統一とういつ教会きょうかいについて「非常ひじょうに問題もんだいがあると認識にんしきしており、少すこしでも関係かんけいがあるとすればそういった誤解ごかいを招まねかないようにしないといけない」と述のべ、23日にち、団体だんたい側がわに退会たいかい届とどけと議長ぎちょうの辞任じにん届とどけを提出ていしゅつしたことを明あきらかにしました。

中山なかやま学長がくちょうによりますと、この団体だんたいは経営けいえい者しゃなどおよそ50人にんで構成こうせいされていて、11年ねん前まえに熊本くまもと市しの元もと市議会しぎかい議員ぎいんからの打診だしんを受うけて議長ぎちょうに就任しゅうにんし、先月せんげつまで年としに1回かい、総会そうかいに出席しゅっせきし、あいさつをしてきたということです。

一方いっぽう、後援こうえん会長かいちょうを務つとめる「熊本くまもと岸田きしだ会かい」は岸田きしだ総理そうり大臣だいじんの実現じつげんを目指めざして設立せつりつされたということですが、中山なかやま学長がくちょうは「団体だんたいに、自民党じみんとう総裁そうさい選せんへの協力きょうりょくをお願おねがいしたことはない。旧きゅう統一とういつ教会きょうかいの信者しんじゃと会あったこともない」と述のべ、後援こうえん会かいの活動かつどうに旧きゅう統一とういつ教会きょうかいは関係かんけいしていないという認識にんしきを示しめしました。