外務省は
新型コロナの
感染拡大を
受けて、
随時レベルを
引き上げてきた「
感染症危険情報」について、
各地の
感染状況などを
踏まえて、レベルを
引き下げ、
この措置によって
渡航中止を
勧告する
国がなくなりました。
外務省が出す「感染症危険情報」は、海外に渡航する日本人などに向け危険度の高い感染症に関して、特に注意が必要と考えられる国や地域に4段階で出す情報で、外務省は各地の新型コロナの感染状況などを踏まえ、見直しを行いました。
具体的には、ブルガリアやケニアなどの41か国を渡航中止を勧告する「レベル3」から「不要不急の渡航」をやめるよう渡航自粛を要請する「レベル2」に、インドネシアやフィリピンなどの55の国と地域を「レベル2」から渡航に際して十分注意するよう呼びかける「レベル1」に、それぞれ引き下げました。
今回の措置によって「感染症危険情報」が出されている国と地域の数は、「レベル3」以上がなくなり、「レベル2」が76「レベル1」が125となりました。