この夏、深刻な熱波や干ばつに襲われたヨーロッパで、今年が観測史上最も暑い夏だったことが分かりました。
EU=ヨーロッパ連合の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は8日、ヨーロッパの6月から8月までの平均気温が観測史上最高だったと発表しました。
去年を0.4℃上回り、昨年に続き最高記録を更新しました。
8月としても最高で、1991年から2020年の平均より1.72℃高かったということです。
ヨーロッパでは6月以降、度々、熱波に襲われ、各地で干ばつとともに山火事が多発していました。
フランスでも南部アビニョンで最高気温35℃以上の日が36日間に及ぶなど記録的な夏となりました。