医療いりょう保険ほけんの加入かにゅう者しゃが新型しんがたコロナに感染かんせんした場合ばあい、保険ほけん各社かくしゃは自宅じたくやホテルなどで療養りょうようするいわゆる「みなし入院にゅういん」の場合ばあいでも、療養りょうようを証明しょうめいする書類しょるいなどがあれば、原則げんそくとして入院にゅういん給付きゅうふ金きんの支払しはらいに応おうじてきました。

これについて生命せいめい保険ほけん大手おおての日本にっぽん生命せいめい、第一生命だいいちせいめい、明治めいじ安田やすだ生命せいめい、住友すみとも生命せいめいの4社しゃは今月こんげつ26日にちから入院にゅういん給付きゅうふ金きんの支払しはらい対象たいしょうを見直みなおすと発表はっぴょうしました。

具体ぐたい的てきには、今月こんげつ26日にち以降いこうに感染かんせんの診断しんだんを受うけた65歳さい以上いじょうの高齢こうれい者しゃや入院にゅういんが必要ひつような患者かんじゃ、妊婦にんぷ、それに新型しんがたコロナの治療ちりょう薬やくや酸素さんその投与とうよが必要ひつような患者かんじゃなど重症じゅうしょう化かリスクが高たかい人ひとなどに支払しはらいを限定げんていするとしています。

感染かんせんの急きゅう拡大かくだいに伴ともない「みなし入院にゅういん」の患者かんじゃに対にたいする保険ほけん各社かくしゃの支払しはらいは、このところ急増きゅうぞうしていました。

こうした中なかで支払しはらいの対象たいしょうを見直みなおすことについて各社かくしゃは、感染かんせん者しゃの全数ぜんすう把握はあくの見直みなおしに伴ともない、金融きんゆう庁ちょうから入院にゅういん給付きゅうふ金きんの取り扱とりあつかいについて検討けんとうするよう要請ようせいされたことを受うけた対応たいおうだとしています。

具体ぐたい的てきな運用うんようは保険ほけん会社かいしゃによって異ことなる場合ばあいがあり、生命せいめい保険ほけん協会きょうかいは「支払しはらいの条件じょうけんや手続てつづきについては加入かにゅうしている会社かいしゃが発表はっぴょうする情報じょうほうなどを確認かくにんしてほしい」としています。