イギリスのチャールズ国王が即位後、初めて演説し、96歳で死去したエリザベス女王にならい、国民に「生涯奉仕する」との決意を示しました。
チャールズ新国王は9日、スコットランドからロンドンのバッキンガム宮殿に戻り、門の外で車を降りて詰め掛けた人たちの握手に応じました。
その後、テレビを通じて国王として初めて演説しました。
イギリス、チャールズ新国王:「私は生涯を通じて忠誠と尊敬と愛を持って皆さんに仕えるよう努力します」
演説では、女王の死に深い悲しみを表すとともに、女王と同じく国民のために生涯を通じて奉仕すると述べました。
また、長男のウィリアム王子に「プリンス・オブ・ウェールズ」の称号を与え、皇太子とすると発表しました。
エリザベス女王のひつぎは週末にロンドンへ戻り、19日にもロンドン中心部のウエストミンスター寺院で国葬が行われる予定です。