厚生労働省は12日、ファイザーとモデルナが新しく作った新型コロナウイルスのワクチンを日本で使うことを認めました。
新しいワクチンには、前のワクチンとオミクロン株の「BA.1」に効果がある成分が入っています。今、日本で広がっている「BA.5」についても、効果があると考えられています。
使うことができるのは、ファイザーのワクチンが12歳以上、モデルナのワクチンが18歳以上です。前のワクチンを2回以上注射した人に使います。
厚生労働省は、前にワクチンを注射してから5か月以上過ぎた12歳以上の人に注射をする予定です。来週から、お年寄りや病院で働く人に注射を始めます。そのあと、県や市などと相談して、注射を受ける人を増やしていきます。