東部とうぶでウクライナ軍ぐんが反転はんてん攻勢こうせいを強つよめています。

過去かこにさかのぼり、拡大かくだいして見みてみました。

すると、5月つきから今月こんげつの初はじめまではほとんど戦況せんきょうに変化へんかは見みられませんでした。

日に日ひにひに“ウクライナが反撃はんげきを主張しゅちょう”する水色みずいろの地域ちいきが大おおきくなっていきました。

アメリカ軍ぐんの高官こうかんは12日にち、ロシア軍ぐんがハルキウ市し近郊きんこうで掌握しょうあくしていた地域ちいきの大だい部分ぶぶんを明け渡あけわたし、撤退てったいしたという分析ぶんせきを明あきらかにしました。

部隊ぶたいの多おおくはロシア領内りょうないに移動いどうしたとしています。

また、ハルキウ州しゅうに隣接りんせつするルハンシク州しゅうのハイダイ知事ちじは12日にち、SNSに「ルハンシクの土地とちは1センチ単位たんいで取り戻とりもどされている」と投稿とうこうしました。

28歳さいの女性じょせいは「軍ぐんの仕事しごとはすばらしく、ウクライナの勇敢ゆうかんさを目の当まのあたりにできて誇ほこらしく思おもいます。戦争せんそうの終結しゅうけつと勝利しょうりを心待こころまちにしています」と話はなしていました。

67歳さいの男性だんせいは「こうした状況じょうきょうを待ち望まちのぞんでいました。ハルキウ州しゅうだけでなくドネツク州しゅうやルハンシク州しゅう、それにクリミアも取り戻とりもどさなければなりません。戦争せんそうにはさらに時間じかんがかかるでしょうが、私わたしたちは抵抗ていこうを続つづけます」と話はなしていました。

ウクライナの検察けんさつ当局とうきょくは12日にち、SNSへの投稿とうこうで、ウクライナ軍ぐんによってロシア軍ぐんの占領せんりょうから解放かいほうされた、東部とうぶハルキウ州しゅうのザリズニチネで拷問ごうもんのあとがある4人にんの遺体いたいが発見はっけんされたと明あきらかにしました。

遺体いたいは11日にちに見みつかり、4人にんのうち3人にんは民家みんかの敷地しきちに、もう1人にんは工場こうじょうの敷地しきちにそれぞれ埋うめられていたということです。

検察けんさつ当局とうきょくは、4人にんが占領せんりょう中ちゅうにロシア軍ぐんによって殺害さつがいされた可能かのう性せいがあるとして詳くわしい捜査そうさを進すすめているとしています。

警察けいさつの調しらべによりますと遺体いたいは耳みみがない状態じょうたいで、後頭部こうとうぶには銃じゅうで撃うたれたあともあり、戦争せんそう犯罪はんざいが疑うたがわれるということです。