これはフェデラー選手が15日、自身のSNSを更新し、明らかにしたものです。
このなかでフェデラー選手は「この3年間はけがや手術との戦いで、私の挑戦でした。懸命に取り組んできましたが、自分の体の限界も知っています」としたうえで、「私は地球上で最も幸運な人の1人です。テニスをする特別な才能を与えられ、想像もしていなかったレベルで、可能だと思っていたよりはるかに長くテニスをしました」とつづりました。
そのうえで「今が自分のキャリアを終える時だと思う」として今月、イギリスで開かれるツアー大会を最後に現役を引退することを明らかにしました。
41歳のフェデラー選手は右ひざを手術して去年3月に復帰したあと、四大大会の全仏オープンは4回戦で棄権し、続くウィンブルドン選手権は準々決勝で敗れていました。
フェデラー選手は四大大会の男子シングルスで20回の優勝を誇り、オリンピックでは2008年の北京大会の男子ダブルスで金メダル、2012年のロンドン大会の男子シングルスで銀メダルを獲得しています。