天皇陛下が30
日退位されるのを
前に、
警視庁は、
一連の
儀式が
行われる
皇居周辺で
不審物がないか、
一斉に
検索を
行いました。
皇居では、30
日、
天皇陛下の
退位の
儀式が
行われ、
5月1日には
皇太子さまの
即位に
伴う儀式が
行われます。
一連の儀式を前に、警視庁は、29日、皇居周辺で不審物がないか、一斉に検索を行いました。
皇居前広場では、爆発物を捜し出す警備犬が松林の根元などを回りながらにおいをかいで、不審物が置かれていないか調べていました。
また、お堀では、機動隊の水難救助隊がボートを浮かべ、ダイバーが水中に潜って不審物が投げ込まれていないか確認していました。
警視庁は、30日と1日、それに皇太子さまの即位をお祝いする一般参賀が行われる来月4日の合わせて3日間、特別警備本部を設置して数千人の警察官を動員することにしています。
また、皇居前広場では、30日の午後6時から1日の午前5時までの間、広場への立ち入りを禁止することにしています。
さらに皇居や赤坂御用地の周辺の道路では、皇族などが移動される際に最大で15分程度、一時的に通行止めにするほか、車両の検問も行うことにしています。