夏の
参議院選挙にあわせた「
衆参同日選挙」について、
自民党の
二階幹事長は、
訪問先の
北京で
同行の
記者団に対し、「
国民の
信を
問わなければいけないような
差し迫った
テーマは、
今のところない」と
述べ、
否定的な
考えを
重ねて
示しました。
この中で、
二階幹事長は、
夏の
参議院選挙にあわせた「
衆参同日選挙」について、「
政府首脳や
党幹部から
具体的な
話を
聞いたことがない。
選挙を
戦って
国民の
信を
問わなければいけないような
差し迫った
テーマは、
今のところない」と
述べ、
否定的な
考えを
重ねて
示しました。
一方で、「常在戦場ということばがあるとおり、いつ選挙があってもおかしくないというのは衆議院議員の宿命だ」とも指摘しました。
また、安倍総理大臣の自民党総裁任期の延長について、「安倍総理大臣自身が決めることだ。私の範囲をこえた問題だ」と述べるにとどめました。
さらに、二階氏は、国民民主党と自由党の合併について、「野党は、いっそ、みんな合併して1つの強力な体制を整え、自民党と議論を交わしながら国民のためになる政治を進めていけばいい。その一環として大いに歓迎し、一層の奮起を期待する」と述べました。
このあと記者会見した二階氏は、中国の習近平国家主席が6月のG20大阪サミットとは別の機会に、国賓として日本を訪問するよう中国側に提案したことを明らかにしました。