タイで
日本の
振り込め
詐欺グループの
拠点が
摘発され、
詐欺の
疑いで
逮捕された
日本人15
人は、
2人1組のチームとなり、
だまし取る
金額のノルマを
課せられて
競うように
詐欺の
電話をかけていたことが、
現地の
警察などへの
取材で
分かりました。
警視庁は
グループの
実態解明を
進めています。ことし
3月、タイ
中部のパタヤで
日本の
振り込め
詐欺グループの
拠点が
摘発され、24
日移送された22
歳から54
歳の
日本人の
男15
人が、
電子マネー30
万円を
女性から
だまし取ったとして、
警視庁に
詐欺の
疑いで
逮捕されました。
拠点となっていた住宅の部屋の壁には、だまし取った金額を記したとみられる紙が貼られていましたが、男らは2人1組のチームとなり、だまし取る金額のノルマを課せられて、競うように詐欺の電話をかけていたことが現地の警察などへの取材で分かりました。
現地の警察によりますとノルマの達成状況などの管理は、逮捕された15人のうち、23歳の男が行っていたとみられています。
タイの住宅を借りる際には、逮捕された15人以外の男らが手続きに訪れていて、警視庁は、海外に拠点を設けるなど、組織力がある暴力団が関与しているとみてグループの実態解明を進めています。